二〇二〇年二月一日映画鑑賞記録
貧乏性だから映画が安く観られるサービスデイは何本もハシゴする。
その結果は金欠に陥ることになるが、心の養生のための必要経費だ。
シリーズものらしいが、過去作は観てない。
観てるかもしれないが覚えてないかもしれない、そんな勢い重視の作品。
終盤になると勢いだけで押し切った感がある。
ストーリーが一部、同じウィル・スミス主演のジェミニマンと被っていた。
ハリウッドはネタがないんだろうか。
二本目、Cats
酷評の嵐で本国で歴史的大コケらしく、どれだけ酷いかかえって興味をそそられた。
身体のシルエットは完全に人間なのに質感は猫の毛並。
それでいて、鼻からフェイスラインまでは人間そのままなので不気味さが際立っていた。
手や足も人体の作りをしている。
ゴキブリやネズミもフォルムはそのままに、顔だけすげ替えられていて気色悪い。
しばらくすれば見慣れるかと言えば、そうでもなく終始違和感に覆われている。
間違いなく映像化に失敗。
ハリウッドはネタがない。
そんなグロテスクなビジュアル面よりストーリーのセリフによるガイドがなく、ほぼ歌って踊ってで進行するので置いてきぼりを食らい、ただ画面を眺めるだけになるのが辛い。
三本目、記憶屋・あなたを忘れない
主演の女の子の広島弁が可愛かった。
佐々木蔵之介が存在感を放っていて、この人が中心のストーリーでよかったのではと思った。
四本目、AI崩壊
アイドル的な人気キャストでなく割と胡散臭目な役者がそろっていた。
演者も怪しい雰囲気を醸し出している演技で、意外性がなく犯人当てしながら観る感じではない。
最後の黒幕の演説が整然としていたので、納得してしまう自分がいた。