リチャード・ジュエル
クリント・イーストウッド監督また実話ベースの映画。
オリンピック会場で爆弾を発見した警備員が、メディアとFBIにより犯人に仕立て上げられ、友人の弁護士と無実を証明するお話。
主演の人がアイ・トーニャのいい味出してた虚言癖デブ。
低所得、仕事が長続きしない、逮捕歴あり、デブ。
生き辛そうな感じ満載。
デブで母親と二人暮らしと女性記者から笑われてたけど、アメリカ映画だと親と同居が嘲笑の対象にされることが多くて、観てて心苦しい。
弁護士の人は切れ者だけど信念を持ってる人って印象でカッコイイ。
この人は他に何に出てたんだろうと調べたら、スリービルボードのホワイトトラッシュだった。
この役では母親と同居してたな。
役者って凄い。
FBI捜査官の尋問の無言の圧力の嫌な感じとか。
追い詰めらる主人公を思い泣き出す母親とか。
ちょっときつかった。
爆弾が発見されるシーンの張りつめた重い空気が、アクション映画の派手なドンパチより緊張感が高い。
散らばる釘が生々しく感じた。