ヘヴィ・トリップ
フィンランドのアマチュアバンドがノルウェーのフェスを目指す物語。
ヘヴィメタルと言ってもジャンル内の細分化が多様で、メンバーの佇まいからも趣向の違いが見て取れる。
ボーカル:デスメタル、イケメン、沈鬱、バカ
ギター:スラッシュメタル、八十年代風髭面、バカ
ドラム:スラッシュメタル、デブ、バカ
ベース:ブラックメタル、イケメン、メンバー随一の知性派、物静か、バカ
これでよくひとつにまとまったもんだと思う。
でも演奏は結構しっかりしてるデスメタをやってて驚き。
恐らく現代だと思うけど、未だにウォークマンを使ってたり、カセットテープで音源録音してたりなのは時代遅れのキャラ付けだろうか。
主人公の敵役は片田舎のイケてるバンドマンみたいな設定なのに、もっと古臭いロックを演奏してて不思議な脚本だ。
ヒロインの花屋の娘は他にもキャスティングなかったのかっていう容姿と歳頃。
ストーリーが進むに連れ、トンデモ展開が増えていく。
劇場では後半の方が笑い声が聞こえてきたが、自分にはあまりギャグのチューニングが合わなかった。